台北2日目/終日観光
2日目は終日観光なので、早起きして朝食を摂る。
ホテル1階のカフェレストランが朝食の場所。 客層はビジネスマン系で、朝からパリっとしたシャツを着て新聞…みたいな人が多かった。 食事は洋食・中華・和食…と幅広く(浅く)、卵もその場で焼いてくれて良い感じ。 (個人的に卵はあまり好きじゃないので滞在中一度も食べなかった…) フルーツもたくさんあって満足。 ただ、寒い…。朝から調子が悪い…まず喉が痛い…。寒気も健在。 不調ゆえにテンション低めでMりんには申し訳ない旅の始まりである。ほんとゴメン…。 朝食を済ませると迎えのバスが来て観光開始。 といっても、現地ガイド・ハンにさんざん言われた「あなたのホテル遠いから」という理由で、 送ってもらうのは最後なのに、ピックアップは最初という損な役回り…。 ツアーってこういう所が良くないよな…と痛感した。 特に今回は体調悪いので余計そう感じた。 この日の観光、うちのホテル(っていうか、私とMりんの2人だけだけど)は 7時40分ロビー集合。早すぎる…! その後は各ホテルをまわって他のツアー客をピック。 その間、ハンがいろいろ話していたがほとんど覚えていない。 何でか…と今思い返してみると、アレだ、間接的な自慢話多いんだー、この人。 (「俺は他のガイドより優れている」と何度も言ってた…が、正直そんな感じがしない) なので、本当に話の内容を覚えていない。 そうこうしているうちに最初の下車観光スポット、龍山寺へ。 お参りの仕方を教わったけれど、正直よくわからなかった… (本当、ハンの日本語が微妙なんですよ…) そして、次は中正記念堂。 衛兵さんの人形さ加減にちょっと感動。まばたきもしない。 そして、この建物、でかい…。大きいってそれだけでちょっと感動するものですね。 あと、実は今回の旅、翌日(3日目)は現地の友達(会ったことない)に 九分に連れてってもらう予定だったので、メールでやりとりするために、と思い、 出発前夜、勢いでvodafoneを購入したのだった。 が、現地に着いて、さて使ってみるかと思ったら、電波立ってんのにメール送れない。 なんだよ、おい、ボーダフォン…。そう思ってたわけですがね。 この中正記念堂の上から送信したら(やっと)送れたー! ……ここまで高いとこじゃないと送れないのかよ!…と静かにツッコんでみました。 メールの内容は 「携帯とメールの電波状況が悪くてつながりにくいので、ホテルに連絡ください」 …って感じ…。携帯持ってる意味がない。 そうこうしているうちに、台湾ウーロン茶セミナー。お茶を飲む。 ハンよりはるかに日本語の上手な先生。母親にプーアール茶の塊を購入。 その後、みやげ物屋に寄ってから昼食。ディンタイフォンへ。 円卓に通されて、他のツアーメンバーと皿をつつきあう。 最初に有名な小籠包が出てきた。旨い。これが一人5個…。 その後も次々と一人2個とか1個とか2個とか…さらにチャーハンとか… なんだかいろいろ出てきたが、そんなに食べられない…。 最後はあんこの入った小籠包でシメ。文字通り、満腹です。 しばらく餃子系はいらないな…と思いました。 2枚目は厨房。カメラ向けたら職人がピースしてた。 車窓観光、台湾101。 そして、忠烈祠衛兵交代。 これが想像以上に楽しかったー! かなり満足。面白かった。 そして念願の故宮博物院。 写真OKと言われたので撮影。象牙細工と翡翠の白菜、石の角煮。 ここがまた寒い! 気温が低くて寒いというのもあるが、もうひとつの要因がハン! 予定ではガイド見学60分、自由見学30分だったが、 実際にはず~っとハンの無駄な説明に付き合わされてほとんど見学できてない。 予定にはあったはずの自由見学は一切無し。 最後に象牙細工が見れたので、個人的にはギリギリOKだが、 他のツアー客で初めて故宮に行った人なんかは気の毒。ほとんど観れていないはず。 (事実、帰りの電車でMりんは「ハンの話長くて疲れました」と。そうだよね…普通…) まず、本当に無駄に説明しすぎ。 目の前にこんなに観るべきものがたくさん陳列されているのに、 ハンのピックアップした品しか見せてもらえてなかった…ありえない。 歴史的背景やその品にまつわるウンチクはガイドブックでも買えば載ってる。 そんな事より実物を見ることのほうが大事。百聞は一見にしかずと言うではないか。 このハンという男の知識をひけらかされても意味ない。 この時点でほとほと嫌気がさしてきた。 故宮の後はDFSに寄って解散となっていた。 DFSはリージェントホテルの中。ここで解散か、ホテルまで送ってくれる、と言っていた。 しかし、やたらとハンお勧めのマッサージ屋を勧められる。 ハンのプランでは、この後、士林夜市に行き、そこからマッサージ屋へ行け、と。 マッサージに行けば帰りにホテルまで送ってくれる、と猛烈なプッシュ。 でも、今日は疲れてるし、早く帰って(昨日食べられなかった)タイ料理でホっとしたい。 とりあえずマッサージを断って、ホテルに送ってくれと申し出てみた。 が、ハン曰く「あなた達のホテルは遠いから」と断られた。カッチーン(怒)! だったら最初から送るとか言うなよ。 もう、反論する気も失せた。 最寄りの中山駅まで送ってくれると言うので送ってもらうことにする。 地下鉄で帰れば多分15分くらい。一応、台北は2度目なのでなんとなく土地勘はある。 しかし、「遠い」を連発するハンが勧めてきたのはバス。知らない土地でバスを勧めるのか。 しかも、私のガイドブックを観ながら説明し始め、 赤のボールペンで勝手にあれこれ記入しはじめる始末。こいつ…(憤怒) 確か、307番だったか…そんなバスに乗れと言われて中山駅で降ろされた。 中山駅の三越の地下でひと休み。 スイカジュースを飲んだ。 Mりんはハンの説明のとおり、バス乗り場で言われた番号のバスを待とうと言い出した。 すっかり地下鉄で帰ろうと思っていたが、じゃあ、それでもいいよ、と一緒にバスを待つ。 が、一向にそんな番号のバスが来ない。 バスを待つ間に買って食べた卵のカステラ。 懐かしい味。 近くにあった牛乳大王でパパイヤミルクも飲んだ。 これまた量が多くて身体が冷えてしまったが、美味しい。 写真は例のごとく撮り忘れ… どのくらい待っただろう。そして何台の(違う番号の)バスを見送ったのか…。 身体はどんどん冷えて、喉も痛いし身体もだるい。 馬鹿馬鹿しくなって、地下鉄で帰ることにした。思ったとおり15分くらいで最寄り駅到着。 ホテルまでは駅から至近。バスを待った時間より明らかに早くホテルに着いた。 Mりん曰く「意外と近かったですね」 だろう? そうなんだよ、地下鉄なんて一駅数分なんだから、すぐ着くんだよ。 ハンに対する不信感&怒りゲージも限りなくフルに近い所までチャージ…。 ホテルに帰るとメッセージが届いていた。台湾の友人からだった。 気づくと携帯にもメールが返って来ていた。いつの間に…。 とりあえずメッセージを読む。 「明日の九分、午後1時10分に松山火車駅で」 何かあったら電話してね、という内容。 ふと、ここでまたハンの話。 観光中にハンに携帯がつながらない話や、明日九分に行く話しなどもしていた。 するとハン曰く「九分に行くには片道3時間かかるよ。大変」 さらに「うちのツアーなら専用車で行くから早い」とかなんとか。 ちなみに九分のツアーは5000円(日本円)。 Mりんはこの片道3時間という言葉にかなり反応していた。 そもそも九分に行きたいと最初に言ったのはMりん。 そんなに遠いところにショカさん(私の文通友達)を連れて行くなんて迷惑なのでは… と思って来たわけだ。ホテルに戻ってメッセージを見るなり Mりん「午後から行って間に合いますかね…?」 そうだね…。ハンの話を鵜呑みにしたら、かなり無理なスケジュールだよね。 Mりん「あの…、私、いいです! 九分行かなくても…! ショカさんに市内観光に変更したいって言ってもらえませんか?」 そうか…。そうだな…。じゃあ、ひとまず電話してみるよ。 で、ショカさんに電話してみた(無論、ホテルから)。 「始めまして。心子です。ショカさんですか?」 ショカさんはかなり日本語がお上手だった。声は若そう。 文通でしかお互いを知らないので、ちょっと緊張する。 でも、本当に流暢に日本を話すので安心した。ハンの微妙な日本語の後なので余計だ。 で、明日の九分、やめたい…と切り出してみた。 理由は「3時間かかると言われたから…」。 その申し出に対するショカさんの反応。 「そんなに時間かかりませんよ~。多分1時間ちょっとくらい」 マジですか? ああ、でも交通費がいっぱいかかるんじゃ…? 「いいえ、多分…片道70元(210円)くらいです」 マ…マジですか? じゃあ、行きます! 私達のハンへの不信感が憎しみへと変わったのは言うまでもない。 心配事もとりあえず消えたので、さて、夕飯。 ハンへの不信感を肴にタイ料理を満喫した。 この店はかなりタイっぽい味で美味しかった。 やはりタイ料理は安全だな…。 ホテルに戻り、フロントでインターネットができるところが無いかと聞いてみた。 この日は午後から日本人スタッフが居たので日本語で訊けて安心。 ビジネスセンターにパソコンがあるが、日本語ワープロは入っていないという。 しかも料金がかなり高いとも。 ネットなら近くにネットカフェがあると教えてもらって、部屋に戻った。 明日は早起きしなくていいので良い感じ。 しかし、心子の体調はどんどん悪化…。 風呂に入るのも辛い状況になっていた。
by cocorocoroco
| 2005-04-27 20:29
| 台湾/タイペイ
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2006年もあちこち出かけられたら良いな…と思ってます~。
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